ホテルを出て、ドブロブニクの国際空港に行くと、普段は中型機しか発着しない小さな空港に、
成田からの直行便の大型機が一台だけ目立っている。
到着したザグレブ国際空港では、彩りも鮮やかなクロアチア航空の飛行機が目立つ。
空港からザグレブ市内に入ると、路面電車が縦横に走っている。
ネオ・クラシック様式の「ミマラ博物館」、工芸美術博物館、クロアチア国立劇場、考古学博物館などの前を通り過ぎると、
聖母被昇天大聖堂の突塔が見えてきた。
宗教の中心であったカプトルの丘には、ザグレブ大聖堂(聖母マリア被昇天大聖堂)やカプトル広場の
中央に立つ聖母マリアのモニュメントがある。
高さ105mの鐘楼が聳える大聖堂の中に入り、美しいステンドグラスや祭壇、懺悔室などを見学した後、
ドラツ広場へ。
クロアチア国立劇場
地図の中央の建物が国立劇場です
<クロアチア ザグレブにて>
空港から大聖堂までの風景を、
下記の「空港から大聖堂まで」のボタンをクリックして、42枚の写真でご覧ください。
ザクレブ大聖堂を後にして、ドラツ市場(青果市場)へ。
青果市場はカプトル広場の西、イェラチッチ広場の北にあり、雑貨や花市場もあるが、特に果物が目立つ。
青果市場がある屋外オープンマーケットから下に降りると、食料品を売っているマーケットもある。
ザグレブ大聖堂の突塔を後ろに見ながら、「トカルチチェヴァ通り」から「ラディッチ通り」を進むと、
左手に騎馬像があり、この像を回り込むと石の門がある。
石の門はグラデッツを囲んでいた城壁の東の門で、礼拝堂があり参拝者が絶えない。
石の門を潜って、グラデッツの丘へ進むと聖マルコ教会がある。
青果市場
地図の中央の広場が青果市場です
<クロアチア ザグレブにて>
青空市場から聖マルコ広場までの風景を、
下記の「青空市場から聖マルコ広場まで」のボタンをクリックして、46枚の写真でご覧ください。
学校らしき「Kamenita通り」沿いの建物の前を過ぎると、
13世紀に造られたゴシック様式の聖マルコ教会の前に出る。
屋根は赤、白、青の三色のタイルでザグレブの市章と3つの国の紋章が描かれている。
聖マルコ広場の周辺は、国会議事堂(共和国議会)など国家の中枢機関が集まっている。
聖マルコ広場から南に延びる「チリロトメデゥスカ通り」から西を望むと、奥にクロアチア歴史博物館がある。
通りの右手に、クロアチア内陸部の伝統画である素朴画を展示している「ナイーヴァアート美術館」がある。
更に南に、「ロトルシュチャック塔」やケーブルカーの駅があり、駅前の展望台からはザグレブの市街地が見える。
塔の東には聖カタリナ教会がある。
1890年に開業したケーブルカーは地元の人からは「年を取った貴婦人」と呼ばれている。
ケーブルカーの下の駅から、「Tomiceva通り」を南に下がると、イリツァ通りに出る。
聖マルコ教会
地図の中央の建物が聖マルコ教会です <クロアチア ザグレブにて>
聖マルコ教会周辺の風景を、
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イリツァ通りに出ると、両側から路面電車が走ってくる。
通りを東に進むと、イェラチッチ広場(共和国広場)がある。
広場の北側は旧市街地、広場を含めた南側が新市街地になる。
イェラチッチ広場の中央には、民族独立運動の英雄であるイェラチッチ総督の騎馬像がある。
社会主義時代には共和国広場と名を変えたが、1991年のクロアチア独立後に、
イラチッチ像は再び広場に戻され、広場の名前も元に戻った。
広場の北側にはウィーンを思わせるパステルカラーの優美な建物が並ぶ。
更に、その北側には、ビルの谷間の路地を通して、先ほど訪れた「青果市場」が見える。
イラチッチ広場の東の端まで歩くと、ザグレブ大聖堂(聖母被昇天大聖堂)が見える。
クロアチアはネクタイ発祥の地で、唯一の特産品のお土産である。
広場からイリツァ通りを戻ると、専門店が入った立派なビルがあり、ネクタイ専門店でお土産を買う。
昼食は中国料理店「アジア」でザクレブ風中華料理。
クロアチアの最後の夜は「PULA」にてダンスを楽しむ。
イェラチッチ広場
地図の中央の広場がイェラチッチ広場です <クロアチア ザグレブにて>
イェラチッチ広場の風景を、
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